【第1170話】研修担当を通して思うこと
2021年 10月 11日
こんにちは。佐藤です。
同僚スタッフの研修担当を担っていることを綴りましたが、
研修担当を担うことで教わることは本当に多いです。
研修担当を担うことはこれまでも多々ありましたが、
その都度教わることは多いです。
それはスタッフを通じて教わることもありますが、
最近は同僚スタッフと同年齢時、当時の上司に研修いただいた内容がより深く理解できたり、その時の上司の心情を考えたり、そこから生まれる感謝の気持ちです。
いつからか研修担当をすればする程、当時の感謝の念は強くなりましたね。
今の同僚スタッフは当時の私のように酷くありませんが、
私自身は相当に酷い研修生、部下スタッフだったと思います。
仮に当時の私が今、部下スタッフだったら、1ヶ月くらいで気持ちが参ってしまうと思いますね。
ただあの頃に教わった想いや仕事の仕方、考え方は今の自分にしっかり身についており、土台になっております。
ではなぜ?その時は嫌で嫌で仕方がなかったのか?
仕事をアルバイトの延長で考えていたことや
仕事に対しての覚悟や目指していることなども明確ではなかったからです。
要するに熱の違いが関係性を悪くしておりました。
改めて当時を振り返れば、人材育成は本当に時間がかかり、
伝える側は本当に辛抱強く、期待し続けながら、1歩ずつ1歩ずつ歩み進められるように支えていくことが大切だと当時を思い出しながら実感しております。
当然伝えることもその時に理解できることもあれば、長い時間を経て、また経験して本当に理解することもあります。
だから同僚スタッフが全部理解できなくてもしょうがないと思いますし、
「今は理解できない」と思われるような事も伝えますが、そのようなことも時間の経過とともに理解ができるようになるかもしれません。
伝統という言葉は好きではありませんが、当時の上司が一生懸命見捨てず向かい合う姿勢は、
今後は私が引き継いで体現し、また今の同僚スタッフがマネージャーになった際には、その部下スタッフに膝を突き合わせて指導していく流れが続けば良いなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。